「COMNEXT」2024出展製品Preview【キーサイト・テクノロジー】
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光電融合技術向けの複数のソリューションを実機展示
今回の出展では、光通信業界で注目を集めている光電融合技術向けのソリューションをメインに、IM-DD、800ZR、高速デジタルや6G、ミリ波帯素材評価(誘電率・導電率測定)向けに5つの実機展示をする。
光電融合デバイス評価
光電融合デバイス評価では、偏波ラムダスキャン IL/PDL測定ソリューション「N7700100C」を展示。プローブの位置決め、偏光アライメント、正確な測定と分析などのワークフローを簡素化および高速化するPICテストソリューションを実証する。
不安定な調芯環境でも安定した高速IL/PDL測定を実現。光導波路・光電気デバイス ~110GHz Sパラ測定、そして波長・RF測定に対応したプローバー・測定SWも提供する。
同社は「このソリューションのお客様の反響として、昨年は様子見や調査中というお声を頂いていたが、今年は具体的に検討したい、実際に評価しているところを見たい、自社で作ったものの評価をしてほしいというご依頼が非常に増えている」と話している。
Beyond 200G IM-DDソリューション
Beyond 200G IM-DDソリューションでは、光120GHz・電気100GHz帯域 サンプリングスコープ、120GBd対応 高出力BERT & 64GHz帯域 干渉信号源、200Gbps Tx/Rxテストのトータルソリューションが紹介される。
同社は「オシロスコープとBERTを組み合わせたデモを行う。新製品となるBERT用のハイボルテージ リモートヘッドも組み合わせ、ボーレートのキレイな波形をお見せする」と話す。
800ZRトランシーバテスト
800ZRトランシーバテストでは、110GHz解析帯域幅を持つ光変調アナライザ「N4391B」と、800GEのL1~L3プロトコル解析Ethernet テスタ「AresOne」を展示。
同社は「相互接続性検証における最も先進的なソリューションだ。昨年も光変調アナライザをご紹介しており、今回は新たにEthernet テスタを組み合わせて物理層の変調解析とプロトコル解析を合わせてお見せする」と話している。
次世代通信向け 任意波形発生器
新製品の任意信号発生器「M8198A」を紹介。大容量メモリと広帯域幅方式により、あらゆるアプリケーションのニーズに対して最もリアルな波形表示を提供する。モジュールあたり最大2つの差動チャンネル、8GSa/チャンネルのメモリ、58GHzのアナログ帯域幅、連続サンプルレート範囲は100〜128GSa/s。
同社は「この大容量メモリにより、複雑な波形の評価や、リアル環境に近い波形評価のニーズにお応えできる。今回は次世代通信技術展ということで、高速デジタルや6Gと幅広くお役立ていただける製品としてアピールする」と話している。
ミリ波帯素材評価(誘電率・導電率測定)
5G/半導体パッケージ向け、基板・アンテナ素材評価を展示。誰でも簡単に、高精度な誘電率・導電率測定ができる。最大~330GHzまでミリ波帯における素材評価が可能だ。
同社は「当社では以前から素材評価のウェビナーを開催しており、注目が高まっていると実感している。330GHz対応ということで、6Gも視野に入れた素材評価としてご興味をお持ちいただければと期待している」と話す。
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